4アマ免許を取得!

以前から取ろうとは思っていましたが、ついに取ってしまいました。


ことの発端は1月下旬。
何となくアマチュア無線をやってみたいなーと思い、色々調べ始めました。

そして2月中旬ごろに、事前調査が終わり、受験申請にギリギリで滑り込みました。

4月中旬に金沢で受験。
予想に反して簡単な問題に拍子抜けし、何だかよく分からないまま帰宅。

そして4月下旬に届いたハガキには合格の二文字が。


非常に面倒な書類手続きの3週間後、やっと届いたのがこれです。

無 線 従 事 者 免 許 証
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これで私も無線技士(なお無線機はない模様)

DOCVCXO(DOCXO)「MV89A」を手に入れた!

ヤフオクで、DOCVCXO(DOCXO)を手に入れました!
かなり高精度かつ安定な10MHz周波数源です。

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二重恒温槽付電圧制御水晶発振子「MV89A」

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寸法は実測50x50x38mm

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右上から、
外部制御電圧入力、基準電圧出力、10MHz出力
電源+12V、GND


DOCVCXOは、二重恒温槽付電圧制御水晶発振器
 Double Oven-Controlled Voltag-Controlled Xtal(Crystal) Oscillator
の頭文字を取ったものです。



大まかな内部構造は、このようになっています。
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断熱容器は二重になっており、それぞれヒーターと温度センサーがあります。
その内部にある水晶振動子の温度は、外気温によらず、一定に保たれます。

水晶振動子は、その温度によって発振周波数が変わります。
温度を一定に保つことによって、発振周波数は極めて安定します。
(温度特性のグラフの頂点が80℃くらいにある)



動かしてみました。

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電源端子に安定化電源装置から12Vを供給し、出力をオシロスコープで見ます。


まず電源を入れて10秒ほど。
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0.83A流れています。
これは、ヒーターで恒温槽を温めているからです。

このとき、出力の周波数は、
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9.99982MHzと、若干低いです。


約3時間放置したところ、
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流れる電流は0.35Aになっています。
恒温槽が温まり、ヒーターに流れる電流が減少したためだと考えます。

発振周波数は、
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10.0000MHzになりました。
大体2.2Vp-pです。

このように、ある程度ウォームアップが必要です。
(データシートによれば、確度±5x10^-8までに15分未満)



今のところ、桁数の多い周波数カウンターは持っていないので、
このDOCVCXOは少々オーバースペックです。
(精度が高すぎて検証のしようがなく、値を信じるしかない。)

今後、周波数カウンターを導入したいです。

(現在金欠。装置寄付歓迎。)



次回予告?

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スピンサリスコープ

所有している「スピンサリスコープ」について記述します。

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SPINTHARISCOPE
W.CROOKES
1903

これが、スピンサリスコープです。
ウィリアム・クルックスによって1903年に開発された、放射線観測器です。
蛍光物質にα線が当たって蛍光する現象を観察できます。

(なお、20世紀半ばには玩具として作られていたようです。)

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A.C.COSSOR LTD
ABERDEEN LANE
HI GHBURY GROVE
LONDON.N.5

反対側です。

A.C.Cossorが生産したもののようです。
真空管業者が放射性物質に関する技術を持っていたのでしょうか…

このページの一番下に放射性物質入り放電管についての記述があります。


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レンズがついた蓋はネジになっていて、回すことでピントを調整できます。


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内部です。
針の裏側についている黒い物は、α線源のラジウム化合物です。
底の白いものは、硫化亜鉛系の蛍光物質です。

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模式図です。

実際に観察すると、幾つもの光点がチラチラと点滅しているのが見えます。
なお、ものすごく暗いので、暗闇で目を慣らさないとほぼ見えません。

発光の写真を撮ろうとしましたが、ノイズに埋もれて上手く行きませんでした。

ZVSドライバを作ってみた

注意
この記事を参考に実験をしてどのような結果になろうと(感電死含む)、
管理人nezumi_techはいかなる場合であっても責任を負いません。
この記事を参考に製作・実験をする場合は自己責任でお願いします。


ZVSドライバを作ってみました。イメージ 1
具体的には、ZVS方式によるインバーター(IH装置に転用)ですね。



ZVSとは、「Zero Voltage Switching」の略です。
DC-DCコンバーター等で使われているスイッチング方式の一つで、
電圧がゼロになったときにスイッチングを行うとか何とか…
この資料が分かりやすいと思います。

ところで「ZVSドライバ」っていう呼び方で合ってるのか?



この回路の原典は、恐らくこのサイトです。

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(上記サイトより引用)
回路図はこんな感じですね。

LC共振回路にZVSを2つくっつけて交互に電圧を印加する感じです。
恐らく、Lの電圧が0Vになったときにスイッチングしているのでしょう。

加熱コイルにセンタータップが付いているタイプの回路もありますが、
今回はセンタータップ無しの回路で作りました。



使った部品は下記です。

MOSFET             TK100A08N1     2個
FRD            ER504         2個
ツェナーダイオード    BZX85C12     2個
セメント抵抗         100Ω5W     2個
カーボン抵抗        10kΩ1/4W     2個
トロイダルコイル     200μH9A     2個
コンデンサ        2.2μF250V     2個
基板             Bタイプ        1枚
ターミナルブロック    3ピン         3個
ターミナルブロック     2ピン        2個

秋月で揃えてみました。合計3k円くらいです。
MOSFETはこんなに高い石使わなくてもいいです(60V40A程度)。
というか燃えても惜しくない石使ってください。私は燃やしてません。
FRDはできるだけ早いやつを(SiC使う必要あるか?)。

あと、IH用の適当な手巻きコイルが必要です。

まあ各自考えてください。



配線図はこんな感じです。

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赤いホーロー抵抗器はトロイダルコイルのつもりです。
電圧はそれほどでもありませんが、キチガイみたいな電流が流れるので、
電流が流れそうなところは太く配線してください。



実際に配線するとこうなります。
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ものすごく汚いですが見逃してください(

ER504の足が太すぎたので、基板の穴を広げました。

配線図と違う部分が多々ありますが、各自考えてやってください。



誘導加熱してみました。

まずは鉄線から。
コイルに入れてすぐに、真っ赤になります。

水も加熱してみます。
なお、鉄片を入れないと温まりません。
この通り、簡単に沸騰します。


なお、この回路は滅茶苦茶な大食らいです。
12V印加時で大体10Aくらい平らげてしまいます。
なお、これでもまだまだ余裕みたいです。
(本気を出したらどうなることやら…)

私は安定化電源を使っていますが、
ATX電源を改造したやつとかでも良いと思います。



この回路の出力波形をオシロスコープで見てみました。
コイルの両端にプローブを当てました。
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この通り、交互に電圧が印加されています。
片方の電圧が0Vになったときにもう片方に電圧が印加されています。
ZVSとして機能しているようですね。

CH1とCH2で差動モードにして(CH2を反転してCH1に加算)観測すると、
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わーい綺麗な正弦波!
大体70KHzで発振しているようです。
(発振周波数はf=1/(2π√(LC))で求めることができます)



おまけ

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高周波の表皮効果で抵抗が増えてコイルが真っ赤に…
リッツ線を使うと良いのか?それとも水冷にしちゃう?)

電源装置を購入!

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250V0.25A出力可能な電源装置「PMC250-0.25A」を購入しました!

今まで、200V程度の電源はトランスを用いて実験していましたが、
この電源装置の導入により、正確に、また安全に実験することができると思います。



早速、整流用2極管「KX-80B」の動作試験をしてみました。
ヒーター電圧は、以前から所有している電源装置「PA18-6A」で出力しています。

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順接時には、このように0.13A流れます。

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逆接時には、殆ど電流は流れません。

以上より、2極管には整流作用が有ることが分かります。



また、双3極管「12AT7」のVp-Ip特性(於Vg:0V)を計測してみました。

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グリッドはグリッドリーク抵抗を介してGNDに落としました。


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測定結果はこのグラフの通りです。
Vp低圧時に肩特性のようなものが出ていますが、大体データシート通りです。



このように、高圧で動作する部品の試験などが主な用途になると思います。

今後はFGやDMM、オシロスコープなども導入したいと考えています。

訪問者数4,000人突破!

訪問者数が4,000人を越えているのを確認しました‼

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約70日で1,000人、1日あたり14人の方が訪問してくださいました。

アクセス解析によると、グラボのホイル焼きが人気のようです。

これからも、当ブログをよろしくお願いいたします。

訪問者数3000人突破!

2016/06/06に、訪問者数が3000人を突破していることを確認しました。

沢山のアクセスありがとうございます。


これまでの推移は以下の通りです。

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1日あたりの訪問者数は、順調に増えています。

アクセス解析によると、グラボ焼きの記事が人気のようです。


このブログを開設して、そろそろ1年になります。

これからもよろしくお願い致します。