DOCVCXO(DOCXO)「MV89A」を手に入れた!
ヤフオクで、DOCVCXO(DOCXO)を手に入れました!
かなり高精度かつ安定な10MHz周波数源です。
二重恒温槽付電圧制御水晶発振子「MV89A」
寸法は実測50x50x38mm
右上から、
外部制御電圧入力、基準電圧出力、10MHz出力
電源+12V、GND
DOCVCXOは、二重恒温槽付電圧制御水晶発振器
Double Oven-Controlled Voltag-Controlled Xtal(Crystal) Oscillator
の頭文字を取ったものです。
大まかな内部構造は、このようになっています。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001340.jpg)
断熱容器は二重になっており、それぞれヒーターと温度センサーがあります。
その内部にある水晶振動子の温度は、外気温によらず、一定に保たれます。
水晶振動子は、その温度によって発振周波数が変わります。
温度を一定に保つことによって、発振周波数は極めて安定します。
(温度特性のグラフの頂点が80℃くらいにある)
動かしてみました。
電源端子に安定化電源装置から12Vを供給し、出力をオシロスコープで見ます。
まず電源を入れて10秒ほど。
0.83A流れています。
これは、ヒーターで恒温槽を温めているからです。
このとき、出力の周波数は、
9.99982MHzと、若干低いです。
約3時間放置したところ、
流れる電流は0.35Aになっています。
恒温槽が温まり、ヒーターに流れる電流が減少したためだと考えます。
発振周波数は、
10.0000MHzになりました。
大体2.2Vp-pです。
このように、ある程度ウォームアップが必要です。
(データシートによれば、確度±5x10^-8までに15分未満)
今のところ、桁数の多い周波数カウンターは持っていないので、
このDOCVCXOは少々オーバースペックです。
(精度が高すぎて検証のしようがなく、値を信じるしかない。)
今後、周波数カウンターを導入したいです。
(現在金欠。装置寄付歓迎。)
次回予告?
![イメージ 10](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001440.jpg)
かなり高精度かつ安定な10MHz周波数源です。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001310.jpg)
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001320.jpg)
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001330.jpg)
外部制御電圧入力、基準電圧出力、10MHz出力
電源+12V、GND
DOCVCXOは、二重恒温槽付電圧制御水晶発振器
Double Oven-Controlled Voltag-Controlled Xtal(Crystal) Oscillator
の頭文字を取ったものです。
大まかな内部構造は、このようになっています。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001340.jpg)
その内部にある水晶振動子の温度は、外気温によらず、一定に保たれます。
水晶振動子は、その温度によって発振周波数が変わります。
温度を一定に保つことによって、発振周波数は極めて安定します。
(温度特性のグラフの頂点が80℃くらいにある)
動かしてみました。
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001350.jpg)
まず電源を入れて10秒ほど。
![イメージ 6](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001400.jpg)
これは、ヒーターで恒温槽を温めているからです。
このとき、出力の周波数は、
![イメージ 7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001410.jpg)
約3時間放置したところ、
![イメージ 8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001420.jpg)
恒温槽が温まり、ヒーターに流れる電流が減少したためだと考えます。
発振周波数は、
![イメージ 9](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001430.jpg)
大体2.2Vp-pです。
このように、ある程度ウォームアップが必要です。
(データシートによれば、確度±5x10^-8までに15分未満)
今のところ、桁数の多い周波数カウンターは持っていないので、
このDOCVCXOは少々オーバースペックです。
(精度が高すぎて検証のしようがなく、値を信じるしかない。)
今後、周波数カウンターを導入したいです。
(現在金欠。装置寄付歓迎。)
次回予告?
![イメージ 10](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001440.jpg)