ロボットの手を外注!

なかなかブログを更新できないnezumi_techです。

歌うロボット(仮称)の開発が、ソフト・ハードともに進んでいます。


ロボットの腕は、3Dプリンターで作っています。

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まず3DCADで設計して…

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学校にある3Dプリンターでプリントします。


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プリントしたもの(一部)

しかし、どうしても出せない部品がありました。

それは手です。

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蝶番構造の軸がM3ネジ、穴はΦ3.2なので、誤差は+0.1mmまで。

それ以上だと動きません。

学校の3Dプリンターでの出力は、ほぼ不可能です。


そこで、ロボットの手を外注してみました。

使用した素材はナイロンです。

注文してから5日で届きました。

届いた部品です。
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SLS(粉末焼結積層造形)方式でした。

ナイロンの粉末をレーザーで焼き固めて、立体を出力します。

手触りはザラザラで、「落雁」のようです。

早速、組み立ててみました。

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手を開いた状態

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手を閉じた状態

M3ネジが通り、ちゃんと動きました。

問題ないようです。



現在、腕の組み立てを行っています。

進捗はtwitterでご確認ください。