スーパーカブ110(JA44)に超抜群エンジン・キットを取り付けた
とりあえず外装をバラしてオイルを抜き、
圧縮上死点に合わせ、
左のクランクケースカバーを外して
カムカバーを開け、
キットに付属のカムスプロケットに交換し、
フライホイールのボルトを交換しようとして頭をナメた(ガバポイント)
ショックドライバで叩いてもダメ。クランク軸だから曲げると怖い。
バイク屋さんに駆け込んで外してもらう。
感想:エアインパクトと腕力は正義
教訓:困ったらすぐにバイク屋さんに持っていけ
所定の位置のボルトを交換する。
(なんかアルミボルトの頭をナメかけてる気がするが気にしてはいけない。)
ついでにカムチェーンテンショナの押しバネと先っぽのゴムも交換した。
また、キットに付属していたワンウェイバルブは、クランクケースブローバイ還元ホースをぶった切って付けた(戻すには純正部品が必要)。
取り付けた感想
・エンジン高回転域の振動は減った(クランク軸を曲げたかもしれないけど)
・エンジンブレーキが弱くなった(クランクケース減圧の影響?)
・60km/h巡航での疲労は軽減されるかも
総評として、取り付けの難易度は(私には)あるものの、効果は期待できるキットです。
スーパーカブ110(JA44)のオイル交換(3回目)と、ドレンボルト交換
現在のODOは2536.5kmと、約2ヶ月で1,100km走ったようです。
今回もウルトラG4を入れておきました。
オイル交換のついでということで、タケガワ製のドレンボルトに交換しました。
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外観
オイル交換は慣れたもので、
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まずフィラーキャップを外します(重要)
次に、ドレンボルトを外します。
左側からエンジン下を覗き込み、17mmのメガネレンチを掛け、上から見て時計回りに回します。
かなり回しても外れず、いつ外れるかとヒヤヒヤしました。
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だばー
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見事なコーヒー色。コーヒー牛乳じゃないだけマシか…
車体を右に傾けたり、キックペダルを踏んだりすると、もう少しオイルが抜けます。
(セルを回してしまう人もいるとか…さすがに壊れそう。)
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新旧のドレンボルトの比較。
磁石で鉄粉が取れるといいなー
(というか、オイルフィルターに引っかかるので意味ない気もする…)
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締め付けトルクは20N・m
あとは、オイルを0.7Lほど入れ、
エンジンを少し回してオイルを循環させ、
レベルゲージを見ながらオイルを足して完了です。
次の交換は、早ければ2月下旬、遅くとも3月下旬あたりかな…
スーパーカブ110(JA44)のサービスマニュアルを手に入れた!
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表題通り、カブのサービスマニュアルを購入しました。
バイク屋さんの手順書みたいなものですね。
バイク屋さんに頼んでホンダに発注してもらいました。
お値段なんと2万円強…まあ数売る本じゃないし…
これで、カブをバラバラにしても組み直せるかも(まだ無理
1つ正しい情報を得ました。
オイルフィルターカバーのM6フランジボルトの締め付けトルクは、12N・mです。
webでは、27N・mとされている例が多いですが、これではネジがバカになったり、破断します!(過去記事参照)
(「8mmフランジボルト」の締め付けトルクは確かに27N・mである。この場合、「8mm」は呼び径であって、M6と同義。頭の大きさではない。)
いやー…疑ってはいましたが、まさか誰もサービスマニュアルを読んでいないとは…
と、正しい締め付けトルクを知ったは良いものの、肝心のトルクレンチが不十分です。
20~110N・mのやつしか持ってません。
もっと小さなトルクを設定できるトルクレンチが必要になってきました…
チェーンオイラーを自作!
スーパーカブのチェーンメンテ、私は過剰なまでにやってる気がします。
手順は概ね以下です。
・チェーンカバーを開ける
・チェーンをウエスで拭く
・パーツクリーナーを吹いて歯ブラシで磨く
・チェーンの張りを調整する(たまに)
・新しいチェーンルブを吹く
・チェーンカバーを戻す
これを週末など暇な時に。
チェーンや周辺に飛び散ったチェーンルブの清掃が、ものすごく面倒です。
また、チェーンや周辺に、砂粒がたくさん付いています。
チェーンルブの増ちょう剤が、その要因でしょうね…
(増ちょう剤:液体のオイルに混ぜて粘度を上げる物質)
かといって、エンジンオイルやチェーンソーオイルを使うと、すぐに飛び散ってしまうし…
と、思案していところ、「チェーンオイラー」なるものを発見しました。
スコット社のスコットオイラーや、TUTORO社のTUTORO AUTOなどがあるようです。
仕組みは単純で、オイルタンクから少しづつオイルを送り、チェーンとスプロケットに垂らすというもの。
その動力は、エンジンの負圧や、電気、振動、重力だったりします。
…これ自作できないか?
というわけで調べてみると、重力でオイルを流す方式の作例が多く見つかりました。
まあ構造は単純なので、適当に自作してみました。
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(容器の固定が悪く、落下の恐れあり。後に金具で固定した。)
スーパーカブ110(JA44)にウルトラG4を入れてみた
やったことは表題の通りです。
ホンダ ウルトラG4は全化学合成油で、
既定のウルトラG1と比べ、低温時は粘度が低く、高温時は粘度を維持しています。
用途としては600cc超のスーパー「スポーツ」となっています。
おそらく、「スーパー」カブにはオーバースペックでしょう。
私の考えでは、おそらく、ウルトラG4をスーパーカブに入れても問題ありません。
ウルトラG1の粘度は10w-30、ウルトラG4は0w-30です。
(wが付いているのが低温側、大きいほうは高温側です。)
エンジンオイルの潤滑・保護性能は、粘度の高さと正の相関があり、
エンジンオイルの粘度は、高温になるにつれて低下します。
どちらのオイルも、高温時に求められる粘度性能「*w-30」を満たしているため、高温時の特性は同じであると考えられます。
G4のほうが高温でも粘度が高いため、その点では「性能の良い」オイルです。
また、これは推測ですが、低温時の粘度は高温時より確実に高いため、
低温時でも、潤滑・保護性能は満たしていると考えられます。
G4は低温でも粘度が低いため、冷間始動の始動性は上がります。
また、API規格とJASO規格は、同一の「SL」「MA」です。
以上の理由から、ウルトラG4をスーパーカブに入れても問題ないと判断しました。
オイルドレンボルトとオイルフィルターカバーを取り外してオイルを抜き、
Oリングを取り替えて取り付けました。
締め付けトルクは、
オイルドレンボルト:20N・m
オイルフィルターカバーのボルト:27N・m
とする説明が多くあります。
しかし、トルクレンチを用いてオイルフィルターカバーのボルトを締めた結果…
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破断しかけました。
仕方なく、ホムセンまで行ってM6x18に近いボルトを買って取り付けました。
ステンレス製なので、アルミ側が電蝕したり、ネジ山が傷むかもしれません。
近い内に純正部品または類似品を発注します。
追記
この部分の正しい締め付けトルクは、12N・mです。
そして、新しいオイル、ウルトラG4を注ぎました。
既定では0.8Lとなっているので、まず0.7L入れて様子を見ました。
結果、オイルゲージの下端くらいでした。
そこから、50mL入れ、エンジンをかけてオイルを循環させ、後に停止し、
ゲージを見ながらオイルを足していきました。
結果、オイルゲージ上端くらいになりました。
走ってみた感想ですが、
・冷間始動の始動性が上がった
・シフトの引っかかりがなくなった
・高回転時のメカノイズが減った
・振動が減った
・高速走行時にパワーが若干落ちた?
という印象を受けました。
スーパーカブ110(JA44)納車から現在までの記録
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2018年10月5日、スーパーカブ110(JA44)が納車されました。
まずカブを選んだ理由ですが、以下の3点が挙げられます。
・積載性
前カゴとリアキャリアにくくりつけられるものなら、何でも運べます。
スクーターによくある、「ヘルメットが入るスペース」にはヘルメットしか入りません。
・燃費性能
カタログ値で65.0km/L、私が乗ると55.3km/L。
ほとんどの原付二種を圧倒しています。
・4段ギアと自動遠心クラッチ
これが一番大きかったりします。
かといって、完全なMTはクラッチの操作が面倒です(おい)。
というわけで、4段のギアを搭載し、かつ自動遠心クラッチも搭載しているカブに惹かれました。
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その日撮ったメーターは3.6km。
翌日、私は意気揚々と慣らし運転へ。
その翌日は山道を走って上り・下りとカーブの練習をしました。
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数日後には、走行距離は100kmを超えました。
そして私のカブは軽トラに載せられ、金沢まで運ばれました。
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最初の改造として、USB電源とスマホホルダーを取り付けました。
Googleマップのナビで、少し遠出ができるようになりました。
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船の後ろに見える、新湊大橋も走ってきました。
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オタクの購買はチョロい。
そして、私のカブ生活は本格的にスタートします。
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これは福井県と石川県の県境です。
山中温泉から竹田に抜けるあたりです。
このとき、私は実家に忘れ物を取りに行きました。
(おそらく何かの書類)
金曜の夕方に実家に帰り、日曜の午後に金沢に戻る…
私の週末実家往復が始まりました。
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帰り道。九頭竜川の鳴鹿大堰。
その後、
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自販機の明かりで分解したり、
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自作コンデンサチューンを試してみたりしました。
(エンジンの回転が早くなったが、エンジンブレーキが効かないので外した。)
そして、毎週のように実家と金沢を往復した結果、
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約1ヶ月で走行距離1000kmに到達し、
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タイミングよく、初回点検とオイル・フィルターを交換してもらえました。
(いつの間にやらJMSの箱がついています。)
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ものすごく古そうなカブが置いてありました。
いつかは、こういうやつをバラして直せるようになりたい。
先の日曜に、越前海岸沿いを走って帰ってきました。
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これは呼鳥門です。
海沿いの道路整備の際に発見され、自然のトンネルとして利用されていました。
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途中で遭遇したこの道路。
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土砂崩れを避けて、コの字型に臨時の道路が組まれています。
以上、納車されてから現在までの、スーパーカブの記録でした。
しっかり定期点検・メンテナンスを行い、メーター1回りくらいは乗りたいです。