KiCadで基板を作ってElecrowに発注してみた:設計編

設計ソフトの練習として、基板を設計して企業に発注してみました。

具体的には、以前購入したDOCXO「MV89A」を載せる基板です。
部品の足をミノムシクリップで挟んでいるのは、接触の安定の面でどうかと思ったからです。


基板設計ソフトには色々有りますが、私が使ったのはKiCadです。
一部界隈では、kicad.jpTwitterアカウント捕捉能力が凄まじいことで有名だったり、「KiCad」の読みで宗教戦争が起こっていたりしますが、ニコ技界隈で使っている人は多いようです[要出典]


で、設計したデータはこれです。
イメージ 1
何だかよく分かりませんね。

イメージ 2

KiCadの3Dビューアを利用して書き出したイメージです。
ネジ穴番号のシルク(白い印刷)を間違えてますが何とかなってくれ(

電源入力、RF出力、周波数調整端子の引き出しだけでなく、基板単体での周波数微調整も行えるように設計してみました。

デザインルールはこのようにしました。
イメージ 3

イメージ 4

ガーバーデータとドリルデータを書き出し、適切にリネームしてZIPに固め、基盤製造サービス「Elecrow」に発注しました。


基板が届いたら、検品と部品実装を記事にします。