KiCadで基板を作ってElecrowに発注してみた:設計編
設計ソフトの練習として、基板を設計して企業に発注してみました。
具体的には、以前購入したDOCXO「MV89A」を載せる基板です。
部品の足をミノムシクリップで挟んでいるのは、接触の安定の面でどうかと思ったからです。
基板設計ソフトには色々有りますが、私が使ったのはKiCadです。
一部界隈では、kicad.jpTwitterアカウントの捕捉能力が凄まじいことで有名だったり、「KiCad」の読みで宗教戦争が起こっていたりしますが、ニコ技界隈で使っている人は多いようです[要出典]。
で、設計したデータはこれです。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001450.jpg)
何だかよく分かりませんね。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001500.jpg)
KiCadの3Dビューアを利用して書き出したイメージです。
ネジ穴番号のシルク(白い印刷)を間違えてますが何とかなってくれ(
電源入力、RF出力、周波数調整端子の引き出しだけでなく、基板単体での周波数微調整も行えるように設計してみました。
デザインルールはこのようにしました。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001510.jpg)
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nezumi_tech/20010101/20010101001520.jpg)
ガーバーデータとドリルデータを書き出し、適切にリネームしてZIPに固め、基盤製造サービス「Elecrow」に発注しました。
基板が届いたら、検品と部品実装を記事にします。